なまけもの随筆集

怠け者です。

lucky 90 msがやってきた

lucky 90 ms が我が家にやってきました。
今までLPLのenlarger 66dを使っていました。66dに特に不満はなかったのですが、90msを格安で手に入れる機会が訪れたので、乗り換えることにしたのです。




↑左:90ms 右:66d
比べてみると90msは大きいです。

ところで、狭い狭い我が家では引伸機のことをデカい顕微鏡と呼び、邪魔者扱いしています。そんなものが2台も同時に家の中に存在していたら同居人になにを言われることやら。そこで家に誰もいない時間帯を狙って運び込むことにしました。66dは実家でしばらく保管するにしていたので、記念撮影もそこそこに元箱に戻して車の後部座席で待機してもらうことに。この元箱も我が家では「この箱、邪魔だからなんとかしろ」言われていました。もし、車の中で見つかっても、箱を実家で保管するといえば疑われることはないでしょう。むしろ僕の株が上がります。




そもそも、なぜ引伸機を買ったことを隠しているのでしょうか。2台を同時に家の中で存在させなければ咎めらることはないはずです。しかし、なぜか隠したくなる。それが、男心でしょうか。それとも、犬がサンダルを犬小屋の奥に隠すのと一緒でしょうか。



上の画像は、「ミニマム暗室」とか「動く暗室」とか言いながら自己満足に浸ってるものです。と言っても、ただキャスター付きの台に乗せているだけです。上段に引伸機と画像には写っていませんがバット類、中段と下段には各種用品を保管しています。液体類だけは別の場所で保管しています。これがなかなか便利&コンパクトで、普段は部屋の角の方に置いて(そのせいでデカイ顕微鏡などと呼ばれているわけですが)、プリントするぞとなったら、このまま脱衣所まで転がしていきます。そこを遮光して、タイマーやらライトやらを設置すれば、そこはもう暗室であるという優れもの。一部屋を常時暗室にできない僕のような環境にはピッタリではないかと思っています。難点は、大きな引伸機は厳しいということです。僕が大判やりたいけど手を出せない原因の1つはこれです。それはさておき、90msは少し台座がはみ出してしまいました。こうなることはわかっていたので板でも買ってきてうまいことやろうと思っています。



90msは66dより一回り大きく、これだけ大きいとカビネに焼くのが申し訳なくなりますね。最小でも六切でしょうか。四切とかやってみたいです。
作りも堅牢で安定感が漂ってきます。

今年は印画紙の値上げに負けずに風呂場暗室プリンターを目指して頑張りたいと密かに思っています。